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ダービー卿CTはカレンブラックヒルが1年半ぶり復活勝利

ダービー卿CT

1着 カレンブラックヒル
2着 カオスモス
3着 インプロヴァイズ

ただでさえ難解な中山マイルのハンデ重賞が、馬場も稍重となり非常に難解な一戦となりました。

勝ったカレンブラックヒルは、トリップとの先行争いもあってこの馬場としてはやや早めのペースでの先行。
3,4コーナーでは反応も悪く一旦やや下げる形になりましたが、結果的にはこれがちょうどよかった形となり、内から差し返す絶妙な騎乗となりました。
荒れた中山の馬場と位置取り、展開、あとは先に抜けだしたトリップの故障も、カレンブラックヒルに流れが向いたと言ってもいいのではないでしょうか。

無敗でNHKマイルC、毎日王冠を制した快進撃から不調が続き、控える競馬を試すなど紆余曲折をしてきましたので、ここでの復活の勝利は嬉しい1勝でしょう。
今回は色々な要素がハマった感はありますが、復活のきっかけになる可能性はありますね。

2着カオスモスは不利と言われる中山マイルの大外16番からの2着。
ただコース形態としては確かに不利ですが、今の馬場を考えるとそこまで不利ではなかったのかもしれません。
決め手は足りなくてもしぶとい競馬を常にできるようなタイプは、こういう馬場のこういうレースでは強いですね。

3着インプロヴァイズは中団やや後方から、ずっと掛かりながらの競馬になりましたが、4コーナーでも抑えなくてはいけない程で手応えは抜群。
直線でも進路がなくなり無理やりこじ開けるような形となり、どうにか3着までこれたという印象です。スムーズなら勝つまであったかもしれません。
中山マイルが本当に合っている印象で、今後についての判断は難しいですが、このレースは勝ちに等しい評価をしても良さそうです。

1番人気で5着のコディーノは馬場の影響もあるのでしょうが、ちょっと難しい状況になってしまいましたね。
現状ではなかなか勝ち切るイメージができません。どこかできっかけを作れればといったところでしょう。

2番人気で14着のレッドアリオンは出遅れから掛かってしまって、直線でも前が詰まる、と全くレースになってませんでしたね。
ここは度外視で次以降に改めて期待でしょう。

あとは直線で急減速したトリップはゴールはしましたが、左前浅屈腱不全断裂との事。
勝てていたのではないかという手応えでしたし、復帰できるかどうかという重傷で非常に残念ですね。

安田記念はロードカナロアが勝利。スプリント王がマイルも制覇

安田記念

1着 ロードカナロア
2着 ショウナンマイティ
3着 ダノンシャーク

スプリント王ロードカナロアが中団から抜け出し、後方から鋭く伸びてくるショウナンマイティをクビ差抑えての勝利。
1600でも中距離向けの適性が必要とされる東京マイルの安田記念を制した事で今後のレース選びも大きく幅が広がる一戦となりました。

2着ショウナンマイティは想定通り後方からの競馬となり、内枠もなんとか捌けましたが、最後の直線の進路だけ結果的には失敗でした。
まぁやはり後ろから行く馬はそれだけである程度のリスクはありますので、今回の乗り方でこの結果であれば致し方無い負けといったところでしょうか。力は十分見せました。
今後は宝塚記念はパスして秋に備えるようですが、天皇賞(秋)かマイルCSが大目標になってくるでしょう。現時点では有力候補の一頭で間違いないですね。

3着ダノンシャークは外から良い脚を見せ、ロードカナロアを捉えるかという場面もありましたが、ロードカナロアとの接触もあり伸び切れずに3着。
毎回安定して走ってきて少し足りない馬ですが、マイル路線での上位の力は持っています。今回は人気がなさすぎましたね。

京王杯SCはダイワマッジョーレが重賞初制覇。安田記念へ

京王杯SC

1着 ダイワマッジョーレ
2着 トライアンフマーチ
3着 ガルボ

今回もシルポートは逃げられず、テンの3Fは33.9というハイペース。それでも雨で稍重になった馬場もあって、あまり後方すぎても届かず中団にいた3頭での決着となりました。

勝ったダイワマッジョーレは先行集団と馬群が切れた後方の集団の先頭でトライアンフマーチと並ぶ形で進め、結果的にここが位置取りとしてはベストでした。
4コーナーでは外目を回す形になりましたが、同じような位置から少し内を回ったトライアンフマーチを捉える事ができたのは充実している証ですね。
東京新聞杯、ダービー卿CTと惜しいレースが続いていましたが、ここで初の重賞制覇、安田記念に向けても非常に楽しみですが、今回で今年4戦目となりこれ以上の上積みはというとあまりないのかもしれません。

2着トライアンフマーチはまたしても重賞を勝てずという事になってしまいました。
道中も位置取りも直線の抜け出し方もかなり良かったと思うのですが、どうしても一息足りませんね。
安田記念はこれで賞金的にギリギリ足りそうな感じではありますが、ダイワマッジョーレには東京新聞杯に続いて先着されていますし、厳しい戦いになりそうです。

3着ガルボは前の集団の最後方につける形から、直線では内目から抜け出しよく踏ん張りました。
やはりこの馬はこういうしぶとさはありますね。
寒い時期しか走らないと言われる馬ですが、今の調子で安田記念なら展開次第にはなりますが少し気になる一頭ですね。

香港マイル以来となったサダムパテックは後方から外を回す形での0.3差7着。
同じように後方から進めた組にもわずかですが負けていますので、特に良いという事ではありませんが、休み明けと馬場を含めた展開、斤量差を考えれば悪くはない結果でしょう。
本番ではもう少し前でのレースになると思いますし、あくまでも本番前の一叩きという印象ですね。

マイラーズCはグランプリボスがハイペースを差し切る勝利。カレンブラックヒルは4着

マイラーズC

1着 グランプリボス
2着 サンレイレーザー
3着 ダノンシャーク

タイキパーシヴァルが出足良くハナを主張した為シルポートが逃げられない意外な展開ちなりましたが、シルポートが逃げられないペースですから当然速く、後方の馬が有利なレース展開になりました。

勝ったグランプリボスは中団外からそのまま外を回していく形になりましたが、この日の京都は開幕週ながら特に内有利な傾向もなく、きっちりと伸びきって快勝という結果でした。
休み明けの実績もなく、ムラ駆けの印象が強い馬ですが、昨年の安田記念、マイルCSをともに2着した馬が5番人気はちょっと甘く見られすぎた感がありますね。
かといってこの結果を受けて安田記念でも素直に信用してもいいものかというと、ちょっと悩んでしまう馬でもあります。

2着のサンレイレーザーは先行して粘り強いというイメージでしたが、今回はスタート直後こそ押していったもののすぐに控えて後方からの競馬。
和田騎手のペース判断なのか、シルポートをはじめ先行馬が揃っていて人気の中心も先行馬のカレンブラックヒルですから速くなるケースも想定していたのかもしれませんね。
グランプリボスの後ろを回って直線では大外から見事な末脚でした。
今後どういう乗り方をしていくのかは分かりませんが、4歳のラスカルスズカ産駒。今後が非常に楽しみな一頭です。

3着ダノンシャークはカレンブラックヒルの後ろでグランプリボスの前という位置取り。直線でスペースがなく抜け出すまでに苦労した事を考えればこの3着はよく走ったほうでしょう。
中団からの競馬で常に安定した成績を残している馬ですし、やはり力はあります。安田記念でも候補の一頭でしょう。

カレンブラックヒルは4着でしたが、先行勢の中ではやはり一枚上という印象で、斤量と展開を考えればこの結果は仕方ないといったところでしょう。
マイル戦なら展開不問で突っ走れるような強い馬ではないというだけで、安田記念でも十分に主力の一頭になってきます。
昨秋の天皇賞で初の敗戦を喫し、フェブラリーSでは大敗、ここでも敗戦という事でよくない流れには見えますが、内容は悪くありません。
安田記念では先行馬がどれくらい出てくるかと、東京の馬場の内がどうかでしょう。

あとは16着のダノンヨーヨーですが、最内をいい脚で伸びていました。完全に前が詰まってしまう致命的な不利があったのでこの着順は気にしなくていいですね。
安田記念に出られるかは分かりませんが、展開がハマればまだまだ怖い馬です。

大阪杯2着のショウナンマイティ。安田記念を目標に

大阪杯

1着 オルフェーヴル
2着 ショウナンマイティ
3着 エイシンフラッシュ

オルフェーヴルには及ばなかったものの、鋭い差し脚で2着を確保したショウナンマイティは安田記念を目標にしていくようです。
ここまで1800以上の距離しか使ったことがなく、1800、2000がベストなのは間違いないとは思いますが、後方から末脚を生かす馬なので、マイルになりペースが上がる事はそこまで大きな問題ではなさそうです。
特に安田記念の行われる東京マイルであれば2000での実績があった方がいいくらいですし、前が速くなる事も多いレースですから、末脚が確実なこの馬は主力の一頭になってきそうです。

ダービー卿CTはトウケイヘイローが押し切り。ダイワマッジョーレ末脚鋭く2着

ダービー卿CT

1着 トウケイヘイロー
2着 ダイワマッジョーレ
3着 ダイワファルコン

4歳馬トウケイヘイローが先行して押し切る快勝。斤量55kgと恵まれた部分はありますが、これで休養後は1600万からのマイル2連勝。
2歳時には朝日杯FSで0.4差の4着と好走していた素質馬ですが、ここにきて一気に良くなってきました。
この次が試金石とはなりそうですが、期待を持たせてくれる馬ですね。
父ゴールドヘイローに母父ミルジョージという地味な血統も応援したくなってしまいます。

2着ダイワマッジョーレは外から追い込んでの2着。東京新聞杯に続いての2着惜敗ですが、こちらもかなり力をつけてきているようですね。
今回の馬体重が436kgとちょっと小さい馬ですが、器用に立ち回るタイプではなく、力強さを感じさせる馬です。
スタートや追い出してからの反応が少し悪かったりする部分が惜敗続きに繋がってしまっている印象ですが、東京と中山で連続して好走している事は力がある事の裏付けにもなります。

3着ダイワファルコンはあの位置取りだとちょっと厳しかったですね。
決め手がある馬ではないので、やはり前々から粘りこむような競馬が合っていそうです。そういう意味ではマイルだと位置取りがきつくなってしまうので、もう少し距離があった方がいいのかもしれませんね。