月別アーカイブ: 2013年5月

フィフスペトル予後不良。安田記念はダノンシャークが繰り上がり出走

安田記念に出走を予定していたフィフスペトルは調教中の骨折で予後不良となってしまいました。
昨日のジョワドヴィーヴルといい、残念な事故が続きますね。

11年のマイルCS2着や、京成杯AH勝ちなどマイル戦には実績のある馬で、前走の京王杯SCは17着と振るいませんでしたが、前々走のマイラーズCは0.3差の5着。得意のマイルでどこまでやれるかというところでしたが、残念な結果になってしまいました。

なお安田記念の出走馬はこれでダノンシャークが出走可能に。
こちらは今年の京都金杯を勝ち、前走マイラーズCはグランプリボスから0.1差の3着と、マイル路線できっちりと実績を残してきている馬ですから、混戦模様に安田記念にまた一頭候補が増えたという印象ですね。

本当に直前で出走が決まりましたが、除外の場合でもエプソムCへ出走する予定でったようですし、準備は整っていると考えて良いでしょう。
ちょっと嫌な形での繰り上がり出走となりましたが、これは気にしても仕方がないですね。

2011年の京成杯AH(GIII)などを制したフィフスペトル(牡7歳、美浦・加藤征弘厩舎)が30日の調教中に左第一趾骨粉砕骨折を発症し、予後不良となった。最後のレースは17着に終わった5月11日の京王杯SC(GII)だった。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20130530/ope13053010450022-n1.html

安田記念で買うなら短距離組?中距離組?ロードカナロアは通用するのか

今年の安田記念は実力はあってもマイル実績がないという馬が多く、能力比較が難しくなっています。

スプリント王のロードカナロアは今年の阪急杯で1400mを勝っているものの、その前は10戦続けて1200mを使っている純粋なスプリンターという戦績です。
デビュー2戦目のジュニアCで1600mを使って2着はしていますが、今回の安田記念はそれ以来のマイル戦となります。

同じようにスプリント路線からはサクラゴスペルも参戦。
オーシャンSを勝って高松宮記念4着とスプリント路線では主力の一頭になってきましたが、1600mは1年半前のアプローズ賞(1000万)以来となります。

中距離からはまずショウナンマイティ。
昨年の宝塚記念3着で、前走大阪杯はオルフェーヴルから0.1差の2着。長い距離も合わないようで1800m~2200mでしか3着以内はありません。
1600mに関しては今回が初。東京1600mに近いとされる阪神1800mでは好走しているのでこなせそうな気はしますが、こなせるだけでは安田記念は勝てません。

そしてダークシャドウ。
天皇賞(秋)で2着と4着、JC4着、毎日王冠1着と東京コースが得意で、過去の5勝は全て東京コースです。
こちらも1600mは今回が初めてとなります。エプソムC、毎日王冠と東京1800mの重賞を2勝しているのは心強いですね。

さらにナカヤマナイト。
中山が得意なイメージが強いですが、東京でも共同通信杯を含む2勝しています。
1600mは2歳時のベゴニア賞(500万)を勝って以来となります。1800~2200を多く使われていますが、一番成績がいいのは1800mですので1600mもこなせる可能性は十分にあるのではないでしょうか。

と、これだけの実力馬がマイルは未知数に近い状況で出てきます。

過去10年の安田記念から、1年以上1600m以上を使っていなかった馬をまとめてみます。前年の安田記念、ヴィクトリアマイル、NHKマイルCを使っていた馬は除外しています。

1年以上1600m以上を使っていなかった馬
馬名 前走 安田記念
11 ビービーガルダン 高松宮記念
10人気4着
17人気15着
09 トウショウカレッジ 京王杯SC
3人気2着
11人気11着
08 アイルラヴァゲイン 京王杯SC
7人気4着
17人気18着
07 シンボリエスケープ 京王杯SC
9人気2着
17人気17着
03 ビリーヴ 京王杯SC
4人気8着
9人気12着
03 トウショウトリガー 京葉S
8人気5着
18人気16着

人気になっている馬はおらず、今回のロードカナロアの参考にはなりそうもありません。
03年のビリーヴはスプリンターズS、高松宮記念と勝っていますが、勝ち鞍全てが1200mで、直前の京王杯SCでも8着に敗れている事でレース前から厳しいと見られていました。

ただ、過去10年の安田記念で3着以内に入った馬で高松宮記念を使っていたのは09年3着のファリダットのみで、基本的にスプリンターには厳しいレースです。
高松宮記念勝ち馬が同年の安田記念に出走したパターンをまとめてみます。

同年の高松宮記念勝ち馬の安田記念
馬名 高松宮記念 安田記念
09 ローレルゲレイロ 3人気1着 6人気15着
07 スズカフェニックス 1人気1着 1人気5着
06 オレハマッテルゼ 4人気1着 1人気10着
05 アドマイヤマックス 4人気1着 4人気12着
03 ビリーヴ 3人気1着 9人気12着

高松宮記念と安田記念の間に京王杯SCを挟んでいる馬も多いのですが、散々な結果となっていますね。
さらに過去を見てもスプリントG1を連覇しているフラワーパークやトロットスターなども安田記念では厳しい結果になっています。

ただ1つ違う点としては中京が新コースになってから高松宮記念勝ち馬が安田記念に出てくるのは今回のロードカナロアが初めてになりますが、昨年の安田記念には高松宮記念に出走していた馬はおらず、一昨年はジョーカプチーノの5着が最高で、エーシンフォワード、サンカルロ、ビービーガルダンなどは二桁着順に敗れていますので、不利な傾向は大きく変わってはいません。

ロードカナロア、サクラゴスペルについては厳しいデータばかりが並ぶ事になりました。

今度は中距離組を見てみましょう。過去1年以内に1600m以下を使っていなかった馬です。こちらも前年の安田記念、ヴィクトリアマイル、NHKマイルCを使っていた馬は除外しています。

1年以上1600m以下を使っていなかった馬
馬名 前走 安田記念
12 ローズキングダム 天皇賞(春)
6人気15着
9人気13着
12 ペルーサ 白富士S
1人気2着
8人気18着
04 ツルマルボーイ 産経大阪杯
4人気6着
6人気1着
03 アドマイヤマックス 京阪杯
1人気3着
6人気2着

こちらもサンプル数が少ないですが、04年ツルマルボーイが勝っています。
ツルマルボーイはここまでにG1の2着が三回あり、6歳のここで悲願のG1制覇となりました。
ダンスインザダーク産駒ですし、ローテーションからも今回のダークシャドウとイメージがかぶる部分がかなりありますね。ツルマルボーイの再現となるでしょうか。

03年のアドマイヤマックスはこの時点では新馬戦で1600mを使った後は1800m以上を使われていました。
この安田記念を2着した2年後、05年の高松宮記念を勝つ事になり、その年の安田記念は12着に敗れています。やはりスプリンターになってしまうと安田記念は厳しいのかと思わせる一例ではありますね。

という事で、安田記念で短距離組、中距離組のどちらかを選ぶとすれば過去の成績からは圧倒的に中距離組となります。
中でもダークシャドウはツルマルボーイとローテーションが非常に似ていて、過去データから推せる馬としてはダークシャドウになりますね。

ただ当然マイル路線を中心に使ってきている馬が圧倒的に実績を残していますので、そちらとの兼ね合いという事になります。

2013安田記念登録馬27頭。ロードカナロア、ショウナンマイティなど超豪華メンバーに

6月2日に行われる安田記念の登録が行われ、外国馬2頭を含む27頭が登録を行いました。
ロードカナロアやショウナンマイティ、ヴィルシーナなど別路線からの参戦も多く、かなりの好メンバーとなりそうです。

賞金順
ロードカナロア
グランプリボス
ヴィルシーナ
サダムパテック
シルポート
エーシントップ
ダークシャドウ
ナカヤマナイト
カレンブラックヒル
マイネイサベル
ダイワマッジョーレ
スマイルジャック
フィフスペトル
サクラゴスペル
ガルボ

レーティング上位
ショウナンマイティ

外国馬
グロリアスデイズ
ヘレンスピリット

以上が出走可能な18頭となります。
以下除外対象です。

ダノンシャーク
トライアンフマーチ
クラレント
レオアクティブ
トウケイヘイロー
ハナズゴール
ファイナルフォーム
タムロスカイ
サンレイレーザー

メンバーが揃った事で出走の賞金ラインもかなり高くなり、ダノンシャーク、トライアンフマーチ、クラレントなどが現時点では除外対象となっています。
各路線の比較も難しく、外国馬も参戦予定という事でかなり難解なレースになりそうですが、非常に楽しみなレースですね。

安田記念の外国馬はグロリアスデイズ以外の4頭が辞退。ヘレンスピリットが追加登録

安田記念に選出されていた5頭の外国馬のうち4頭は辞退。
残り1頭のグロリアスデイズは昨年の安田記念にも出走している馬で、前走は香港のG1チャンピオンズマイル4着。今年も出走予定になっているようです。

そして追加登録が1頭あり、チャンピオンズマイル2着のヘレンスピリットが追加登録となっています。
あまり情報がないので出てくるか分からないのですが、現時点では一応この2頭が出走の可能性という事ですね。


逃げて2着がヘレンスピリット。中団内で進めて4着がグロリアスデイズです。

安田記念(GI)-外国馬来日スケジュール及び辞退馬について-

ヴィルシーナ、エーシントップも安田記念参戦へ。各路線集結の大混戦に?

ヴィクトリアマイルでG1初制覇を飾ったヴィルシーナは鞍上ウィリアムズ騎手で安田記念へ。

NHKマイルCで1番人気ながら7着に敗れたエーシントップも福永騎手で安田記念に挑戦となるようです。

ロードカナロアやショウナンマイティ、ダークシャドウ、ナカヤマナイトなどマイル路線以外で戦ってきた馬が既に安田記念への参戦を続々と表明していますが、牝馬と3歳のマイル戦からも中心馬が参戦という事になり、海外馬も含めて非常に面白いメンバーになりそうです。

もちろんマイル路線組もサダムパテック、グランプリボス、カレンブラックヒルらに加え、成長著しいダイワマッジョーレもいますので、本当に目移りするような好メンバーになりますね。

ただ一方で出走の為の賞金ラインがかなり高くなっていて、クラレントなどは現時点では除外が濃厚という状況になっています。
中距離以下のオールスターレースのような様相を呈してきましたね。

ヴィクトリアマイルで悲願のG1初制覇を果たしたヴィルシーナが、激闘から一夜明けた13日、栗東トレセンの馬房で元気な姿を見せた。「一生懸命走ってくれる馬で、いつかG1を勝たせてやりたいと思っていました。今は馬に感謝したい気持ち」と安田助手は会心の勝利に満面の笑みを浮かべていた。今後について、友道師は「凱旋門賞には登録しません。安田記念(6月2日・東京)を視野に調整したい。ジョッキーはウィリアムズを予定しています」と話した。
http://www.daily.co.jp/horse/2013/05/14/0005985864.shtml

NHKマイルCを1番人気で7着に敗れたエーシントップ(牡3歳、栗東・西園厩舎)は、福永との新コンビで安田記念(6月2日、東京)へ向かうことが13日に決まった。「古馬相手になるが、斤量差もあるので、今の段階でどれだけやれるか見てみたい」と西園調教師。世代でトップタイとなる重賞3勝馬の巻き返しを期待していた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20130513-OHT1T00159.htm

京王杯SCはダイワマッジョーレが重賞初制覇。安田記念へ

京王杯SC

1着 ダイワマッジョーレ
2着 トライアンフマーチ
3着 ガルボ

今回もシルポートは逃げられず、テンの3Fは33.9というハイペース。それでも雨で稍重になった馬場もあって、あまり後方すぎても届かず中団にいた3頭での決着となりました。

勝ったダイワマッジョーレは先行集団と馬群が切れた後方の集団の先頭でトライアンフマーチと並ぶ形で進め、結果的にここが位置取りとしてはベストでした。
4コーナーでは外目を回す形になりましたが、同じような位置から少し内を回ったトライアンフマーチを捉える事ができたのは充実している証ですね。
東京新聞杯、ダービー卿CTと惜しいレースが続いていましたが、ここで初の重賞制覇、安田記念に向けても非常に楽しみですが、今回で今年4戦目となりこれ以上の上積みはというとあまりないのかもしれません。

2着トライアンフマーチはまたしても重賞を勝てずという事になってしまいました。
道中も位置取りも直線の抜け出し方もかなり良かったと思うのですが、どうしても一息足りませんね。
安田記念はこれで賞金的にギリギリ足りそうな感じではありますが、ダイワマッジョーレには東京新聞杯に続いて先着されていますし、厳しい戦いになりそうです。

3着ガルボは前の集団の最後方につける形から、直線では内目から抜け出しよく踏ん張りました。
やはりこの馬はこういうしぶとさはありますね。
寒い時期しか走らないと言われる馬ですが、今の調子で安田記念なら展開次第にはなりますが少し気になる一頭ですね。

香港マイル以来となったサダムパテックは後方から外を回す形での0.3差7着。
同じように後方から進めた組にもわずかですが負けていますので、特に良いという事ではありませんが、休み明けと馬場を含めた展開、斤量差を考えれば悪くはない結果でしょう。
本番ではもう少し前でのレースになると思いますし、あくまでも本番前の一叩きという印象ですね。